2019年度が終わりました。 RHYMESTER『Still Changing』

 

気が付けば2019年度が終わりました。

2020年度は色々と激動の1年になりそうで、不安と期待で胸がおっぱいです。

 

そんな年度が変わるこのタイミングに仕事をしているわけですけれども、夜というのは必然的に人間をエモい気持ちにさせるわけで、仕事の合間にこうしてブログを書いております。

 

最近、知人の勧めで京セラ創業者である稲盛和夫氏の『生き方』を読んでおりまして、その中で稲盛氏は

 

自分の哲学を持ち、人間として正しく生きる

 

という事を繰り返し述べられています。

 

ふと、池袋ウエストゲートパークのキングの台詞が頭をよぎりました。

 

「悪い事すんな」って言ってんじゃないの。

「ダサい事すんな」って言ってんの。

 

これって言っている事は同じようなことなのかな、と。

 

とりあえず2020年度の目標は、「ダサい人間にならない」に決まった瞬間でした。

 

相も変わらず変わり続けるカッコよさ ー『Still Changing』

 

冒頭申し上げた通り、2020年度は激動の1年になりそうなのですが、変化を嫌うことなく、むしろ肯定して日々アップデートしていきたいと思わせてくれる1曲をご紹介します。

 

www.youtube.com

 

Mummy-D

あれから何年経ったのかなんてもう分かんないが

まだ俺は歩いてる 南風が吹いてる

見慣れた景色 見慣れない人々横目で見ながら

一人歩いてる 下手な口笛吹いて

街のコーナー 不意に出くわした君は

前にも増して かなりグーです

いや相当グーです

胸のスリングにはBaby 薬指にはリング

そ、そうか、そ、そ、そうなんだ

おめでとう、そ、そ、そんじゃね〜

ま、そりゃそうと 君はツイてる

どこに行こうと俺が付いてる

Hi-fiなWi-fiなウインドウに乗っかってさ

いつでも会いに行ける

無くなった 無くなった

何も無くなっちゃいない ためらうな

君の知らない君が待つ日々の為

just give me the mic, sing along now

 

(hook)

Still changing 少しずつEveryday

Keep changing 変わりゆくEveryone

それがどうした 同じ空の下

君はそこにいる 僕らはここにいる

叫べ

(Yeah Yeah Yeah)変わり続ける

(Yeah Yeah Yeah)君は美しい

(Yeah Yeah Yeah)騒ぎ続けよう Come on

(Yeah Yeah Yeah) 

 

宇多丸

何かって言やぁ

「らしくない」「正しくない」と

決めつけられてきた 君と同じくらい

だが結果どっちが正解?

今眺めてる景色を見せてあげたい

かつての「ナシ」も「ナシ」じゃないってのは

別に悲しい話じゃない

広がった視界 たまに間違いもするが

そいつは次回に活かしたい

大丈夫 俺はやればできる子

どんなフィールドだって生き延びるプロ

伸びるとこまで一度伸びると

惜しげもなくスクラップ&ビルド

勝手に建った金字塔

毎度ぶっ壊して先んじとくと

迷えば普通先人に問うが

こちとらとうに前人未到

ってな調子で四半世紀

だっていうのに未だに全盛期

世界はそれを「奇跡」と呼ぶんだぜ

「懐かしぃ〜」は多分余分だぜ

ハートにいつも成長痛感じながら全力疾走中

相も変わらず変わってく

そのイズムは伝わってくさ いつだって

 

(hook)

Still changing 少しずつEveryday

Keep changing 変わりゆくEveryone

それがどうした 同じ空の下

君はそこにいる 僕らはここにいる

叫べ

(Yeah Yeah Yeah)変わり続ける

(Yeah Yeah Yeah)君は美しい

(Yeah Yeah Yeah)騒ぎ続けよう Come on

(Yeah Yeah Yeah)Everybody

(Yeah Yeah Yeah)回り続ける

(Yeah Yeah Yeah)日々は美しい

(Yeah Yeah Yeah)踊り続けよう Come on

(Yeah Yeah Yeah)Let's go

 

この曲も何年かずっと聞いていますが、やっぱいい曲だなあと。

 

宇多さんのバースとか全文パンチラインじゃないの?みたいな。

「金字塔が勝手に建つ」とか「とっくに前人未到」とか「四半世紀経っても全盛期」とかって、日本のHIPHOP黎明期を支え続けて、今も尚プレイヤーとして前線に立つだけでなく、あらゆる形でシーンの発展に貢献しているRHYMESTERにしか言えないし、そんな彼らだからこそ重みが増すんですよね。

 

私だけでなく皆様も、2020年度が始まるという事で、新たなスタートを切られることかと思います。

 

是非『Still Chaging』を聞いて熱い思いを滾らせ、期待で胸をおっぱいにしましょう。