ZORN『Letter』がこれまた泣けるって話。

 

 

今回はZORN『Letter』について解説していきます。

  

 

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ZORNは三児の父

 

ZORNは、奥さんと娘3人の5人家族です。まだまだ若いのに3人も娘がいるなんてすごいよなぁと思ってしまいます。私が今のZORNくらいの年齢だったら、結婚さえできているかどうか怪しいです。家族を養うってやっぱりカッコいいし、自分の家族・家庭を持つってすごく幸せなことですよね〜。

 

んで、ZORNの娘3人の内、上の2人は奥さんの連れ子なんですね。「自分の子どもじゃない」って言ったら語弊がありますが、血が繋がっていないわけです。

 

私は結婚したこともなければ、まして子どもを持ったこともありません。なので知ったようなことは全く言えませんが、もし仮に私が結婚して、奥さんには既にお子さんがいたとしたら、色々悩んでしまいそうだなと思います。

 

「私のことを父親と思ってもらえるだろうか?」とか「血が繋がっていないということを周りはどのように思うのかな?」とか。全く悩みません!っていう人の方が少ないんではなかろうかと思います。

 

ただ、ZORNのインスタとかを見てると、めちゃめちゃ幸せそうに子どもたちと手を繋いでいたりする写真が上がっていたりとかして、いい関係性を築けているんだろうなぁと思います。

 

そんなZORNが、娘たちに送る手紙として書いた曲が『Letter』です。

 

ティッシュのご用意お願いします ーリリック解説

 

初めて会った日〔aai〕

俺がまだパパじゃなかった日〔aai〕

お前らは3歳と1歳〔iai〕

もう覚えてないかもしんない〔iai〕

懐かなかったのが懐かしい〔auai〕

でもまぁそれもそのはずだし〔auai〕

訝しげな目で俺を見る〔oeoiu〕

ママの後ろ隠れ袖を引く〔oeoiu〕

友達から それがまり〔eaaiai〕

今思えばあれが旅立ち〔eaaiai〕

おもちゃのキッチンでおままごと〔aoo〕

日曜日にはいろんなとこ〔aoo〕

葛藤〔aoo〕し 時に苦悩しつつ〔uoiuu〕

縮まる距離 少しずつ〔uoiuu〕

そして2年 あの日を忘れない

初めてパパと呼ばれた日

 

既にティッシュ1箱使い切りましたね。

初めて会った日から、初めてパパと呼ばれた日までを歌っています。

 

色々な葛藤がありながらも迎えた「初めてパパと呼ばれた日」の事は、一生忘れられないでしょうね。。。

 

公園で自転車の練習〔eu

風呂に入り 一緒に眠る〔eu

髪を撫で 寝顔にキスする〔iu〕

幸せと気付く〔iu〕 そんな一瞬〔iu〕

毎日を満た〔ia〕す 日々の実感〔ia〕

決して金じゃ買えない時間〔ia〕

印鑑〔ia〕だけじゃない責任感〔ia〕

この背中におんぶして知った〔ia〕

泥だらけの靴〔uu〕 脱ぎっぱの服〔uu〕

ちょっとしたことですぐに愚図る〔uu〕

入学式を写真に写す〔uu〕

心が潤む〔uu〕 時を紡ぐ〔uu〕

お前らの成長〔eo〕は俺らの成長〔eo〕

育ててるようで育てられてるよ〔eo〕

無限大なその可能性〔aoe

プリンセスのドレスからランドセル〔aoe

 

はい、ティッシュ2箱目も使い切りました。

出会った時は3歳と1歳だった娘たちが小学校に入学するまでですね。

 

「印鑑だけじゃない責任感 この背中におんぶして知った」

「お前らの成長は俺らの成長 育てられてるようで育てられてるよ」

 

これらはもうめちゃめちゃパンチラインですね。

 

(※hook)

流れる時間をそっと噛み締め〔oaiie〕

小さな体をぎゅっと抱き締め〔oaiie〕

忘れない〔ai〕 この日々〔ooii〕

感謝や愛〔ai〕 その意味〔ooii〕

流れる時間をそっと噛み締め〔oaiie〕

小さな体をぎゅっと抱き締め〔oaiie〕

忘れない この日々

初めて似てると言われた日

 

このhookめっちゃ泣けます。

 

「家族は似てくるものだ」とは良く言いますが、血が繋がっていない家族だからこそ、「似てる」と言われるのは想像できないくらい嬉しかったでしょう。

 

この日の事もずっと忘れられないだろうなぁ。

 

自転車の補助輪は〔ooia〕

外れてく徐々にな〔ooia〕

健やかであれ それが望みさ〔ooia〕

大人まで俺の奢りだ〔ooia〕

後どのくらい風呂に入れる〔eu

後どのくらい隣で寝れる〔eu

後どのくらい髪に触れる〔eu

後どのくらい手を繋げる〔eu

本当のパパじゃないじゃんつって

家飛び出す夜もあるのかもな

でも俺ら絶対に諦めない〔aiaeai〕

夜中玄関に鍵かけない〔aiaeai〕

友達みたく話そうぜ〔aaoe〕

たまに本音で言い争って〔aaoe〕

洗濯物別でもまぁオッケー〔aoe

金ヅルでいい 買い物誘え〔aoe

見つかるかな 夢や生き方〔iiaa〕

別に立派じゃ〔iaa〕なくていいから〔iiaa〕

どこへでも行け〔ie お前らの人生〔ie

もし俺が反対しても押し切れ〔ie

きっと恋をし〔ioi〕 やがて愛を知〔ioi〕

でも1つだけ忘れないでほしい〔oi〕

いつかドレスを着る日が来たって〔iae〕

どんな男もお前らにゃ見合わねぇ〔iaae〕

 

「公園で自転車の練習」のラインからの「補助輪は徐々に外れる」で子どもの成長とかけてしっかり回収してくるあたりはさすが天才ですね。

 

「本当のパパじゃないじゃん」なんて言われたら、私ならメンタル崩壊&リストカットしそうですが、ZORNはそれでも娘たちとの関係を諦めないと強く決意しているのが分かります。いやぁ泣ける。

 

「いつかドレスを着る日が来たって どんな男もお前らにゃ見合わねぇ」

 

って言える父親めちゃめちゃかっこよくないですか?

娘ができたら絶対言ってあげたい。予定は当分ございません。

 

Dear My Daughter〔iaaia〕 手紙を書く〔eaioau〕

幾つにな〔iuuia〕ったか知らないが〔iaaia〕

Dear My Daughter〔iaaia〕 俺なりのLove〔eaioau〕

BeatsにRhyme〔iuia〕願いを託す〔eaioau〕

 

(※hook)

 

初めて会った日

もう無理だって思った日

夜泣きされた日

オムツ変えた日

七五三の日

卒園の日

泣いた日

笑った日

他所と違う家族になった日

お前らが生まれた日は知らない

でも過ごした時間は血よりも濃い

 

今はまだ娘さんは小さいから伝わらないかもしれないけど、いつか本当の意味でこの曲を理解する時が来るでしょう。だから、「幾つになったか知らないが」なわけですね。

 

たくさんの時間を重ねて、思い出を作ってきたんだってことが分かります。

 

そしてそういう風に積み重ねてきた一緒に過ごす時間は、「血」よりももっと濃くて、尊いものなんですね。

 

いつか子どもに聞かせたい曲! 

 

いかがだったでしょうか。もう泣ける。さすがに泣ける。(泣ける。)

 

いつか子どもができたら聞かせたい曲ランキングNo.1です。

ちなみにNo.2はANARCHYの『Where We From feat. T-pablow』です。

 

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ZORNみたいに、奥さんや子どもを大切に思えるような父親になりたいものです。